前回(第39回)のブログで糖質過剰摂取が「糖化」を起こし、老化から病気を起こすことを述べましたが、実は、食品にもAGEsが含まれており、特にAGEsを多く含む食品は避けるべきです。
食品のAGEs含有量
以下の図は牧田先生の著書「医者が教える食事術 最強の教科書」からお借りしたものですが、フランクフルト、ハンバーガー、ローストビーフ、ソーセージ、チキンカツなどにAGEsが多く含まれます。
生→茹でる(煮る)→焼く→揚げるの順にAGEsは増加
同じ食材でも、生→茹でる(煮る)→焼く→揚げるの順にAGEsは増えます。例えば、フランクフルトは茹でた場合、AGEsが6736KUですが、焼くと10143KUに跳ね上がります。また、鶏胸肉は生肉692KU→煮る1011KU→焼く5245KU→揚げる6651KUの順に増えております。
牧田先生は別の著書で、ベーコンとフランクフルトを焼いて食べることは厳に慎むべきであり、フライドポテトはAGEsの含量こそ少ないが、加熱によって発がん性のあるアクリルアミドを生むので摂取を避けるよう述べられております。
AGEsは1日あたりの摂取量は7000〜10000KUが限度
牧田先生は食品から摂取する場合、生→茹でる(煮る)→焼く→揚げるの順にAGEsは増えていくことに注意し、AGEsは1日あたり7000〜10000KUを限度としております。
また、生の状態の肉をグリルする前に酢に漬けたり(マリネする)、レモン汁をかけることにより、AGESは1/2以下に下げることができるそうです。
コメント