体の仕組み– tag –
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エネルギーと代謝
第22回 新生児は腸内細菌から栄養を得ている?
新生児は腸内細菌から栄養を得ている? 母乳に含まれるヒトが消化も吸収もできないオリゴ糖の役割は、長い間謎でした。しかし、実は、オリゴ糖は新生児の腸管にビフィズ菌を定着、増殖させ、腸内環境を安定化させることがわかりました。 同時に、ビフィズ... -
エネルギーと代謝
第14回 糖質制限でケトン体が産生される仕組み
今回のタイトルを説明するのに、宗田先生の著書「最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる!」に載っている図がわかりやすいので提示します。 ブドウ糖からエネルギーが作られる時は、解糖系でピルビン酸を経て、TCA回路でエネルギーになるのですが、糖... -
エネルギーと代謝
第11回 インスリンは血糖を下げるホルモンなのか?
一般的に、インスリンは血糖を下げるホルモンだと認識されております。薬としてのインスリン製剤も血糖を下げるために使われていることは否定しません。 ここで、今一度インスリンの作用を確かめておきましょう。 【インスリンの作用】 1.インスリンはブド... -
エネルギーと代謝
第8回 インスリンの作用とは
インスリンの作用について、見て行きましょう。 【血糖が上昇するとインスリンが分泌される】 食べ物として摂り入れられた炭水化物は、分解され最終的にブドウ糖(単糖類)として小腸から吸収されます。 血糖の上昇を感知した膵臓からは速やかにインスリン... -
エネルギーと代謝
第6回 胎児、新生児のエネルギー源はケトン体
【私たちはそもそもケトン体をエネルギー源に使っている】 農耕が始まる以前の縄文時代の私たちの先祖にさかのぼらずとも、私たちがそもそもケトン体をエネルギー源に使っていることを示す、興味深いデータが産婦人科医、宗田先生の著書「ケトン体が人類を... -
エネルギーと代謝
第3回【私たちのエネルギー生成システム】メインエンジンは脂肪酸-ケトン体システム
【体のエネルギー源は2つ】 私たちが生きてゆくためのエネルギー源は2つあります。一つ目はブドウ糖-グリコーゲンシステム、二つ目は脂肪酸ーケトン体システムです。 糖質に触れることのほとんどなかった我々の先祖は、長く脂肪酸-ケトン体システムに依存... -
エネルギーと代謝
第2回【エネルギー生成システム】基礎代謝エネルギーの主体は脂肪酸+ケトン体
私たちのエネルギー生成システムは複雑です。今回は、それについて簡単に説明します。 【体がエネルギーを生成するための基本的なシステム】 私たちのエネルギー生成システムは複雑で、一般に、食事から摂り入られた糖質が分解されブドウ糖となり、これが...
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