第2回【エネルギー生成システム】基礎代謝エネルギーの主体は脂肪酸+ケトン体

私たちのエネルギー生成システムは複雑です。今回は、それについて簡単に説明します。

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体がエネルギーを生成するための基本的なシステム

私たちのエネルギー生成システムは複雑で、一般に、食事から摂り入られた糖質が分解されブドウ糖となり、これがエネルギー源となります。しかし、長くは持ちません。

やがて、肝臓や筋肉に溜め込まれたグリコーゲンがブドウ糖に戻され、エネルギー源になります。しかし、これも長続きせず、今度はアミノ酸がブドウ糖に変換され、エネルギー源になります(糖新生)。

↑こちらは、エネルギー生成システムを図解したものです。

実は私たちの体は脂肪酸+ケトン体からもエネルギーを得ている

それでは、睡眠時や空腹時はどうでしょう?

睡眠時や空腹時でも、心臓や全身の筋肉は常に働き、エネルギーを消費しています。しかし、食事からのブドウ糖には頼れません。この時、実は、私たちの体の多くは脂肪酸+ケトン体からエネルギーを得ているのです。

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