炭水化物中心の生活が体に与える影響について、お話します。
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狩猟、採集、漁労時代、食事で炭水化物の占める割合はたった5%
私たちの祖先が農耕を始める1万年前までは海や川で魚を獲り、山で動物を捕らえ、木の実や果物を採っていました。その頃の食べ物の総カロリーのほとんどは脂質(75%)とタンパク質(20%)が占め、炭水化物はたったの5%にすぎませんでした。
ところが農耕を始めてからは、私たちの食事内容は脂質と炭水化物のバランスが全く逆になっています。現代にいたっては、炭水化物を60%、脂質を20%、タンパク質から20%と、かつての狩猟採集生活時代にはありえないバランスです。
「炭水化物中心」の食生活でパニックを起こしている
この食生活の変化に合わせて遺伝子は容易に変わりません。私たちの細胞は、脂質を燃やすようになっているのに、現実はそうでない環境にいる。
言うならば細胞はパニック状態に陥っている。(体が生まれ変わるケトン体食事法-平澤卓二先生から)
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