第4回のブログと同じタイトルです。
今回は糖質摂取は必要ない根拠を挙げてみました。
1.私たちの縄文時代の先祖は狩猟、漁労、採集生活を行なっており殆ど糖質を摂っていなかった。
2.胎児は絨毛で作られたケトン体を主な栄養源、熱源、エネルギー源にしている。ひとは本来、糖質ではなく脂肪などを主なエネルギー源にしていた食物史を暗示させる。また、新生児も血中ケトン体濃度が高く、これは母乳にケトン体の原料となる中鎖脂肪酸が含まれていることが関係する。
3.かつてのイヌイットは完全脂肪食(アザラシや鯨のみを食料)でエネルギー源の50〜70%を脂質代謝産物であるケトン体から得ていた。
4.肉食獣は糖質を摂らないが私たちと同じような血糖値を維持している。
5.私たちの腸管構造は肉食獣と同じである。
6.生存に欠くことのできない必須脂肪酸と必須アミノ酸に関しては食事から摂り入れるしか方法はないが炭水化物に関してはアミノ酸やグリセロールを材料に「糖新生」というシステムによって賄われるので必要ない。
7.私たちの体では血糖低下感知、ブドウ糖補充システムに関わるホルモンはグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、甲状腺ホルモン、成長ホルモンと複数あるのに血糖を低下させるホルモンはインスリン1つのみである。
以上から、私たちの体は糖質を摂ることを前提につくられていないことがわかります!
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